サッカーの2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で、C組首位の日本(世界ランキング15位)は19日に中国・アモイであった第6戦で中国(同92位)に3―1で快勝した。通算5勝1分けで勝ち点を16に伸ばし、8大会連続のW杯出場に王手をかけた。
FWの後ろに2人が並ぶ「シャドー」(2列目)は、日本代表で最も人材が豊富なポジションだ。最終予選では、3人を中心に激しく争っている。
この日、2試合ぶりの先発で躍動したのは久保建英だった。
立ち上がりから、伊東純也とのパス交換で右サイドを崩した。狭いスペースでも巧みなドリブルで打開できるのが強み。内側に切り込み、左足でのミドルシュートで得たCKを自ら蹴り、小川航基の先取点をアシストした。
一方、南野拓実は見せ場に乏しかった。
左サイドの中村敬斗との連係…